誰にでも、素の自分というのがあります。
おそらく子供時代の間は、ほとんどの人がありのままで生きていたと思うんですよね。
でも、中学、高校、大学、社会人とステージが上がっていく中で
ありのままの自分では生きづらさを感じたり、周りに置いて行かれまいと必死で
本当の自分ではない人格(キャラ)をつくってしまう、という方は意外と多くいます。
冗談ばかり言って周囲を笑わせるようなタイプの子が、実はめちゃくちゃ真面目だったり。
ガーリーな雰囲気のゆるふわ系女子が、本当は超サバサバ女子だったり、します。
(上記は例であり、もちろん全員がそうというわけではありません)
その人なりに、社会で自分が立ち回りやすくするため、自分でその仮面をつくってしまったのだと思います。
しかし、あまりに仮面ばかりをかぶり続けていると、その間は
ありのままの自分をずっと押し殺している状態です。
押し込められた本当の自分は、常にしんどさを抱えてしまいます。
そして、どこかでその本当の自分が抱えたしんどさを発散しなければ、やってられなくなってしまいます。
人によっては、それがSNSで本音や毒を吐くことだったり。
過剰な趣味への傾倒だったり。
お酒やタバコ、賭け事に浸ることだったりします。
そしてそういった人たちは、その発散に使っている方法(SNSで毒吐いてしまう、趣味にお金使いすぎ、お酒等に入り浸ってしまうなど)について、悩む節があるように思います。
「SNSで毒吐いてる自分、性悪すぎる。。。」「趣味にこんなにお金使っちゃって、ヤバいなぁ…」
「お酒やめなきゃ!」「タバコやめなきゃ!」
しかし、根本はそこじゃないんです。。。
本当に解消してあげるべきところは、
自分の中で無理をしている部分を楽にする。
ここなんです。
そういう意味では、自分の中でキャラを作ってしまったりする人は
そのキャラを演じるのを即、やめた方がいいです。
「素の自分のキャラで、嫌われないかな…」と不安になってしまう人もいるかもしれません。
しかし、逆に、素の自分を嫌いと言って離れていく人を、わざわざ自分のそばに置かなきゃいけない理由ってあるのかな?と思います。
「ありのままのあなたがいい」と言ってくれる人が周りにたくさんいる人ほど、生きづらさを感じることは少なく、
心もリラックスして生きていけます。
人生の主人公は自分自身です。
誰かに合わせて窮屈に生きるのではなく、ありのままの自分を輝かせながら
イキイキと生きていきたいですね♪
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