5月上旬からほうれん草を育てておりました🌱
順調に育っていたように見えたほうれん草…
しかし…ここでまさかのトウ立ち🙀💠
※トウ立ちとは、簡単に言えば
花芽が出てきてしまい、葉物野菜が美味しくなってしまうことです。
ほうれん草は葉っぱの部分を食べますよね。
花芽が出てくると葉物野菜たちは
花をつけることにエネルギーを注ぎ出し
その結果、葉っぱが固くなり、美味しくなくなってしまいます。
農家さんなどでは、トウ立ちした葉物野菜はほとんどの場合
出荷対象から外れてしまいます。
初めての野菜栽培にしては
順調に行ってたと思ったんだけどなぁ…💧
圧倒的知識・情報不足と、
それにより流れを読めていませんでした😅
この例で言えば、
気温が高い&長日(日照時間が長い)の元ではトウ立ちしやすくなる、
ということを知らなかったんです。
また、それを踏まえて、ほうれん草は秋に種を撒く方が成功しやすいということも全然知りませんでした。
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上手くいくほうれん草栽培の流れを事前に掴んで、イメージしておけばよかったなぁと😅
でも、初心者でも知識不足でも
やってみた結果の失敗から気づいたこと、学んだことはたくさんありました✨
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20代の一人暮らしの時、忙しくて料理が出来なかったりする時が続くと葉物野菜をよく腐らせてしまって、その度に捨てていました。
でも、葉物野菜ひとつ育てることがどれだけ大変なことか。
育てる側がどれだけ野菜に手を掛け、愛情を掛けていたのか。
そこに対するイメージが全く持てていなかったんだなと、今になって思います。
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今やスーパーになんでも売っていて、お金を出せばすぐに手に入る時代です。
でも、何でも買える世の中になってしまったからこそ、それが当たり前になってしまって
感謝の気持ちが芽生えることがほとんどなくなっているような気がするのです。
「ありがとう」の反対語は、「当たり前」だそうです。
身の回りで当たり前になっていることは、その裏に必ず誰かの労力があるはずです。
- ネットショッピングで素敵な商品がすぐに届くのは、メーカーの方の企業努力があったり、物流の方が毎日頑張ってくれているから。
- 夜に産気付いてもすぐに病院に行って出産が出来るのは、夜勤でタクシーの運転手さん、お医者さんや看護師さんが働いてくれているから。
- 家に帰ったらご飯やお風呂が出来ているのは、その家事をやってくれた家族がいるから。
- 私たちが平穏な普通の日々を送ることができているのは、周りの人たちが自分に対して優しい気遣いをしてくれているからこそ。
今は「脳の時代」と言われていますが
そういう時代だからこそ、もっと心で感じることを大切にしていかなければいけないと思います。
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誰もが持っている心。
自分だけではなく、子供にも、赤ちゃんにも、おっちゃんおばちゃんにも、芸能人の方にも、自分にとっての嫌いな人にだって、全員に心はあります。
自分の中で「当たり前だ」と思っていることは、本当に当たり前なのか?
今一度、自分の心に問い直してみるのも良いかもしれません。
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今回のほうれん草栽培は、栽培の上では失敗だったかもしれませんが
失敗以上に得るものがたくさんでした^^
もし失敗しなかったら、気づかなかったこともあったかもしれません。
そう思うと、何事も経験というのは学びがあるものです。
また、これを失敗で終わらせないためにも、秋にほうれん草は再チャレンジしようと思ってますw
トウ立ちしちゃった今回の子たちも、別に出荷するわけではないし
食べられないこともないので、美味しく頂こうかと思います☺️
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