先日、とある方から「不安がなさすぎて、逆に自分は大丈夫なんでしょうか?😂」というご相談を頂きました。
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私は、不安がない状態というのは全くおかしいことではないと思います。
ただ、この世の中には「何らかの悩み・不安がある状態」の人が多すぎる。
それが多数派(マジョリティ)になってしまっているから、現状の世の中から見ると
悩みが全くないという人々は少数派(マイノリティ)だということになります。
日本人は特に、少数派になってしまうことに不安を抱きがちなのかな?と思います。
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「不安や悩みが全くない」という状態の方も今はごく少数派かもしれませんが
未来では、悩みがないという方の割合が今より少しでも増えるといいなぁと個人的には思います^^
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結構前にも実は、不安をなくすことに関する記事を書いたことがあります。
そこから時が経ち、新しく思うことを少し書いてみようかと思います。
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不安がない状態が全て良いのかというと、そういうわけではなく
「どういう心の状態の上で不安がないのか?」ここが鍵になってくるかと思います。
例えばですが、、、

彼はカッとなると暴力を振るってくるし、罵詈雑言を吐いてくるけど、私は愛されているから大丈夫。

(内心:これが本当は不安だな、、、)私は強い人間だから、不安なんて全くないし大丈夫。
このように、盲目になってしまったことで大丈夫と思い込もうとしている場合や、本当は不安があるのに見て見ぬふりをする、蓋をしてなかったことにしようとする傾向がある場合、かなり注意が必要です。
もしそのような心の状態で「大丈夫です!」と口で言ったとしても、
必ず表情や雰囲気、言葉や行動の端々に「どこか大丈夫じゃなさそうな感じ(=違和感)」として表れてきます。
そして心の中ではどんどん闇(心の弱さの部分)が助長されることになり、
最終的に、盲目により大丈夫と思おうとしたことや、不安をなかったことにしようとした反動が必ず自分に返ってきます。
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そうなる前に、不安があるのならどんな些細なことでも隠さず打ち明けた方が絶対にいいと思いますし、盲目状態の場合はそこから目を覚ますということをしていく必要があるかと思います。
大切なのは自分の現状をしっかりと把握し、そこから自分の心と向き合い、強くしていくこと。
その結果「悩みや不安がない!」になったのであれば、それが真に良い状態だと言えるのではないかと思います。
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しかし、今不安がない状態だったとしても、時は進んでいきます。
そうすると、急に不安要素が出てきてしまったり、今まで不安と思っていなかったことが不安材料になってしまう…ということもあり得ます。
もし仮にそういうことが起こったとしても、踏ん張って乗り越えられる心(心の強さの部分)をしっかり育んでいけるといいですね^^
私もいち人間ですし、同じことが言えると思いますので、これからも慢心せずに自分の心を育んでいこうと思います*
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