「前はA案で行こうって言ってたじゃないですか!」
「私のこと愛してるって言ったじゃない!」
長い人生の中で、このようなことを思ったことはありますか?
私は、上記のケースではないにしろ
「あなた、前はこう言ってたよね…?(イラッ)」と思ったことが何度もありました。
意見を変えた相手は一貫性がない人だな、とさえ思っていました。
しかし、今振り返ってみると
自分の心の状態も相手の心も、私は全く見えていなかったんだな…と思うんです。
相手の変化を受け入れられない人の心の状態
まず、こう思ってしまいがちな人というのは
相手が言ったことを真に受けてそのまま信じすぎというか、
それがずっと続いて絶対なのだと思ってしまう節があるように思います。
- 「A案で行こう」と言ったから、その意見は変わらないはずだ。
- 「愛してる」って言ったから、この人はずっと私のことを愛してくれるはず。
しかし、人の心は移ろいゆくものですし
意見が変わることは大いにあるはずです。
その時その時の流れや、相手の心の状態を見よう・知ろうとしていないから
相手が意見を変えた時に「受け入れられない!」「なんで?!」という状態になってしまうのかもしれません。
そして「私はあの時の言葉を信じていたのに、裏切られた気持ち。。。」と
自分がどうだったのかはまるで省みず、自分だけがまるで被害者かのような思考になってしまいがちです。
しかし、自分と相手の関係性を客観的に見たり
相手の心に興味を持って見ることが出来ていたら…?
お仕事だと、B案に変更される前に、建設的な話し合いが。
恋人だと、関係修復のための話し合いなどが持てたかもしれません。
そして、相手が相談もせず決定を下してしまったということは
こちら側に相談しにくい空気があったのかもしれませんよね。
相手の気持ちの変化を受け入れられない!ついていけない!と思う人というのは、相手の流れや心の変化を感じ取れていない人。
実は、他人にそこまで興味がないのかもしれません。
自分の心の状態を知ることから始めてみよう
そのような方はまず、自分の心の状態を知ることから始めた方がいいのかな、と思います。
他人に興味のない人間は心の状態にも疎い人が多いので、自分の心の深掘りでさえ
とてつもなく難しく感じると思います。
しかし、自分の心を少しずつ分かることで
自分はこんな風に考えて、こういう生き方をしてきていたんだな…とか
自分という人間がもっと分かるようになるはずです。
そうすると、対人関係においても
自分こういうとこあるから気をつけよう!と意識したりして。
自分の心を省みることで「自分はこうだったけど、他人の心はどうなんだろう?」と
興味が湧いてきたりするのかも、と思うのです。
人が変わるのに、年齢や時期の遅い・早いは無いと思っています。
「今までのこんな自分から変わりたい!」と思った時が、その人にとってのタイミングなのだと思います!
まずは自分の心の状態を良くしていくことで、ありのままの魅力をもっと出せるようになったり
人間関係が上手くいく人がもっと増えるといいなぁと思います^^
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