上手くいかない時には余計な「力み」が入っている

こころのブログ

釣りをしていて気がついたのですが、

「狙っていないときに本命が釣れる」という現象がよくあります。
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これは私も今まで何度も経験があって

  • 水面に見えているイワシを狙っていたらアジが釣れた
  • ちょっとこの辺に垂らしてみようかな〜と遊び心で釣り糸を垂らすとメバルが釣れた
  • ベラを狙っていたら大きなウミタナゴが引っかかる
  • 同じくベラを狙っていたら大きなタカノハダイが釣れる(タカノハダイは釣り人からしたら本命ではありませんが、個人的に嬉しかったのでここに書いてみるw)

などなど。

まぐれもあるのかもしれませんが、狙っている時ほど釣れなかったりするんですよね。

しかし不思議なことに、狙って釣れる魚種もまた、あるのです。。。
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「この違いって何なんだろう?」と、ずっと疑問に思っていました。

上手くいく時・いかない時の違い

初心者(知識や技術不足)だって上手くいく時はある

1つ明確に言えることは、こちら側の知識・技術不足や経験値不足、それによる釣竿や仕掛け等の道具の不足・チョイスミス等。

これは自分を含め、初心者にはある程度仕方ない部分ですが…

でも、「運も実力のうち」という言葉もあるわけで。

まぐれでもまぐれなりに釣れているということは、その時ばかりは技術的にいけてたから釣れたんじゃないの?とも思うわけで。

じゃ、その「技術的にイケるタイミング」って、意図して発生させられないものなのか。

…なんてことを、本命を釣りたくて、ずーっとずーーーっと考えていました。笑

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その答えを導き出せたのは、まさかのスイミングスクールでの先生との会話でした。

スイミングの先生からのヒント「力まない」

こころ
こころ

先生、クロールの息継ぎが少しずつ掴めてきたんですけど、

次の息継ぎまでに息が持たなくて、しんどくなっちゃって。。。

私の息継ぎのスピードやタイミングが遅すぎるのか、息継ぎのフォームが崩れているのか、、、

先生から見てどう思われますか?

Dさん
先生

うーん、そうですね。

そういった部分も無いことは無いと思うのですが、

コンスタントに息継ぎしているのはずなのにしんどくなる、その一番の原因は「力み」なんですよね。

こころさん、「息継ぎ頑張るぞー!」「失敗しないようにしなきゃ…!」って、力んでるでしょ(笑)

こころ
こころ

あ、はい……😂

気持ち的には力んでるつもりないんですが、何回指摘されてもギュッと目を瞑ってしまってるみたいなんで

体の方は力んでるんだと思います^^;

Dさん
先生

うんうん。その「力み」が、しんどくさせちゃってるんです。

今「息止めて」って言われても、10秒くらいなら息止められますよね?

力んでなくてリラックス状態だからです。

でも、力んでしまうと、不思議と10秒ももたないんですよね。

こころさん、息継ぎ綺麗に出来てる時もたまにありますよ。

多分その時は、割とリラックスして泳がれてる時なのかな〜と思います^^

こころ
こころ

確かに、今10秒息止めるのは楽勝ですね。

そっかリラックスかぁ。。。

う〜ん、力まないようにするって、頭では分かってても

実際にやれって言われると難しいですよね…w

Dさん
先生

そうですね(笑)

今こころさんに必要なのは、とにかく泳いで泳いで、泳ぎ慣れることだと思います。

「疲れた〜!もう力める力すら残ってない!!もーー無理!」ってくらいまで泳ぎ切って限界を超えた時に、ふっと「力まない感覚」というものがわかる瞬間があると思いますよ^^

こころ
こころ

なるほどです〜。。。🤔💡

引き続き頑張って練習するんで、よろしくお願いします!

この会話をしたあとプールから上がってシャワーを浴びている時に、

こころ
こころ

ん…?待てよ。

クロールの息継ぎでは、技術的なことより力まないことが大切だって言われた。

これってもしかして、何にでも通ずることなんじゃ…?

とふと思いました。

意気込みは「力むこと」に繋がっている

釣りで本命を狙っている時というのは、「釣るぞ!」と意気込んでいる状態。

例えその時に「あかんあかん、落ち着いて自分❣️はい、意気込まないよ〜〜☺️」と頭で言い聞かせていたとしても(笑)、

心ではめっちゃ意気込んでしまっていた…というのはよくあることかと思います。

意気込んでいる時というのは、体に余計な力が入っている時なんですね。

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私の今までの釣りを振り返ってみると…

  • ベラやスズメダイ等の外道を狙って釣る時(全く力んでいない=狙って釣れる)
  • カサゴやメバルを狙って釣る時(「釣りたい!」と内心思っている=力み=狙っても釣れない)
  • カワハギを狙って釣る時(釣りたいけど釣れなくて餌だけ綺麗に取られてイラッとしてくる=力み=狙っても釣れない)
  • イワシやアジ、サバを狙って釣る時(釣れるだろと分かってるので力まない=狙って釣れる)
  • まぐれで本命を釣り上げる時(まさか釣れると思っていないので完全に油断している=力が抜けている=狙ってないけど釣れる)

おおお、力みと釣果も比例するのかもしれない…!😳✨

闇の感情は心も体も力ませてしまう

これは釣りに限らず何にでも言えることかと思うのですが、

緊張・焦り・プレッシャー・不安・意気込みなどの感情は全て身体や心の力みに繋がってしまい、その結果思ったように実力が発揮できないということが起こるのではないかなと思います。

ということは、何かしら上手くいかない時というのは、どこかが力んでいるとも言える。

そう、そして、釣りに限らずということは

お仕事や恋愛、スポーツ等においても全く同じことが言えるんじゃないかと思うのです。

  • 「彼氏欲しい!!」「彼女欲しい!!!」とがっついている時ほど、できない。
  • いつもは打てているのに、9回裏満塁の時に限ってホームランが打てない。
  • 評価されるように頑張ろう!と思っている時ほど仕事でミスをする。

皆さん、上記のこと、心当たりありませんか?

ちなみに私は野球ネタ以外は経験済みです。笑

力み克服の鍵は「経験・回数・慣れ」

恋愛は、し慣れてくると全く力まなくなりました。

仕事もある程度出来るようになってくると、こちらも力まなくなりました。

ということは、力みを克服するためには何事もある程度の経験・回数・慣れが必要になってくる、ということなのでしょうね。

多くの「出来ずに終わった人」というのは、経験を積んだり慣れる前に挫折してしまった・諦めてしまった・やめてしまった人、ということなのかもしれません。

諦めず継続する人だけが力まない=上手くいくコツを掴めるのかもしれない

ということは、私たちにできることは

「とにかくやり続ける」 これしかないのではないでしょうか。

恋愛もそう。

スポーツもそう。

お仕事だってそう。

どんな壁が出てきたとしても、諦めず希望だけを見てチャレンジし続けること。

そうするとある日、乗り越えるためのヒントがふわっと内側から湧いてくるものなのかもしれません☺️

「継続は力なり」ということわざは、案外その通りなのかも、と思った昼下がりなのでした。*

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