私こころが住んでいる関西は、もうすぐ梅雨入りするそうです。
梅雨は、一般的にあまり人気のある季節ではありませんね。
- 雨が降ると洗濯物を外に干せない
- 湿気のせいで前髪がうねる
- 雨が降っているとランニング出来ない
など、雨が嫌い!という要因には様々なものがあると思います。
しかしこれは、出来ないことに焦点を合わせ、ないものに目を向けてしまっている状態に少し似ているのかな?とも思います。
もし、どんなお天気であっても気分を一定に保つことができれば
自分がどんな状態であろうと、常に気持ちを保てるということに繋がらないかな?
と、ふと思いました。
人生にも空模様があると思います。
晴れている時があれば、曇っている時、土砂降りが続く時もあります。
人生においての曇りや雨、土砂降りの時、どうしても人の心は弱いため
ため息をつきたくなったり、悲しみに浸りたくなったり、何もしたくなくなったりしてしまいがちです。
しかし、どんな時でも
既に有るもの・出来ることに焦点を合わせるクセが自分についていれば
心がぶれることなく、一歩ずつでも前に進んでいけるのではないかと思います。
そして、そうしている方が心はきっとしんどくないんじゃないかな、とも思います。
もしあなたが「人生のどんな局面でもどっしり構えて進んでいけるようになりたい!」と思うなら、身近なもの…
例えば、お天気とか、仕事場の環境とか、家族の機嫌とか。
身の回りの毎日コロコロ変わるもので、心を保つ練習をしてみるのもいいのかな?と思いました。
これはもちろん、我慢をするということとは違います。
ネガティブな気持ちを無理やり押さえ込むのではありません。
ネガティブな気持ちが湧き出てきている時点で、ないもの、できないことに目を向けてしまっているのだと思います。
そこに焦点を合わせるのではなく、あるもの、出来ることに焦点を合わせる練習です♪
例えば、上の雨降りの例で言うと…
- 雨が降ると洗濯物を外に干せないが、部屋の中に干せる=干すのも取り込むのも楽だし時短。その分時間が出来るから他の家事をしよう。部屋の湿気は冷房つけたら大丈夫。
- 湿気のせいで前髪がうねるから、この季節はおでこを出す髪型をあえて楽しんでみよう。
- 雨が降っているとランニング出来ないけど、部屋の中で筋トレは出来る。ランニングでつけられない筋肉を強化する月間にしよう。
このように考えていると、自分にとってマイナスだと思っていたものや環境でもプラスに捉えたり、工夫するクセがついてきます。
そうすると、自分自身の否定していた部分も裏を返せば武器に出来てしまったり
どんな環境でも工夫して成果を出すことが出来るようになってきます。
自己否定さんがいきなりこれら(自分の否定している部分をポジディブに捉えようとしたり、どんな環境でも工夫して成果を出す)をしようとしても、
心の状態を保つということが出来なければ、自分の気分に振り回されることになってしまい
きっと難しいのかなと思います。
ピアノを習いたての素人が、いきなりショパンの曲に挑戦するようなものです。
まずは練習曲からコツコツと、
小さいこと・やりやすいことから練習してみましょう。
そうするといつの間にか、ショパンのような難しい曲も
サラッと弾けるようになっていたりします。
目の前のことをコツコツやっていくということは、目標まで遠そうに見えて
どんな道よりも近道なのかもしれないなと思います。
コメント