早く行動しなきゃ…と思っていても、なかなか行動出来ない時ってありますよね。
そういう時になぜ行動出来ないのかというと、自分の中で何かが引っかかっているからです。
自信がないジャンルのことや未経験のことにチャレンジする時、私たちは不安になったり悩んだり、失敗を恐れてしまいがちです。
そしてその「悩んでいる時間」というのは、実は結構勿体無いものです。
なぜなら、どれだけ悩もうが結局はやるかやらないかの二択だからです。
だったら決断し行動開始するまでの時間を短くした方が時間の有効活用になり、気持ち的にもスッキリできるというものです🕊
失敗を恐れず行動に移すために心の状態をチェック
いくら悩む時間が短い方がいいと頭ではわかっていても、ぱっと簡単に行動に移せるのなら苦労しませんよね。
実は私・こころも、過去実際に自信のないジャンルや未経験のことにチャレンジする際、そのような葛藤を抱いたことがあります。
本記事では、悩みの沼にハマってしまい行動できない時の心の状態であったり、その時にどうやって乗り越えてきたか、ご紹介していきたいと思います*
あれこれ考えすぎ(杞憂)

もしこういう事態になってしまったらどうしよう…

途中までうまくいったとしても、難易度が上がってくるともしかしたら挫折して心が折れてしまうかもしれない…
など、先のこと…主にリスクや失敗について想像してしまうと、足がすくんでしまいますよね。
しかし、まだ取り掛かっていない段階から、起こってもないことをあれこれ考えることほど無駄なことはありません。
案外一歩を踏み出してみると、ネガティブに想像していたことってそこまで起こらないものです。
「実際に問題が起こったらその時に考える」ということにしてとりあえず始めてみると、思った以上にサクサク行動していくことができますよ🏃♀️
用意周到すぎ
これは杞憂に通ずるところがありますが、

これを始めるなら、あれとあれとあれも揃えてからの方がいいんじゃないか。あぁ、そしたらまだ準備不足だし、始められないな〜
と、このように準備不足を恐れるがあまり、なかなか踏み出せないというパターン。
「あのアイテムがまだ揃っていないから」と思ってアイテムを揃えても
「あっあれもいるなぁ💡」「そういえば、これも…」なんてキリがなくなりますし、
そもそもアイテムを揃えたところで初心者すぎるため使いこなせず、自信を無くして結局出費を無駄にしてしまった…なんて事態も起こり得ます。
将来要りそうなアイテムは、必要になった時点で買い揃えればいいのです。
そう決めておけばすぐに行動を開始することができる上、自分にとって本当に必要なもののみ買うことになるため、結果として浪費を減らすことにも繋がります。
自分の中でハードルを上げすぎ(完璧主義)
これは先日私がDIYで棚を作ろうとした際、陥りそうになった罠です。

せっかく作るんだから、自分で納得できる良いものを作りたい。使い勝手も良くしたい。気分の上がるデザインにしたい!あとは…(以下略)
って、DIYのDの字もやったことがない初心者の人間が、たった1人でそんなクオリティのもの出来るわけなくない…?と、設計図で頭爆発しそうになった時に気づきました(笑)
そこでそれらのハードルを全て無くし、
- 最初なんだから棚として使えるものになれば何でもOK
- デザインは初回なので一切考えず、代わりに何でも好きな色を塗って良いことにする
- ある程度完成されたパーツである百均のスノコのみを使う
- DIYパーツについてほとんど使い方を知らないので、今回は自分の知っているパーツである釘のみを使って作る
という、自分の出来ること・知っていることに焦点を当てた棚づくりをしました。
その結果、買い出しから完成まで3時間で仕上げることができました。
これがその棚です^^

ハードルを下げまくった分、出来た時には

あれ?意外と可愛くなった。私やれば出来るんじゃない…?
DIYってすごく楽しいな。今度はホームセンターで板をカットしてやってみようかな〜!
と、次は少し難易度を上げることまで考える余裕が出てきました(笑)
ハードルを下げに下げて、まずは「完成した」「出来た」という事実を作ると少し自信も付きますし、上手くいかなかったとしても、次回はどこを改善したらいいかも見えてきます。
トライ&エラーが楽しくなってきたら、もうこちらのものです。
過去の出来事に囚われすぎ
これも先日DIYで棚を作ろうとした時に陥りそうになった罠なのですが、

私中学生の時、技術の授業ボロボロだったんだよな〜。
ハンダがうまく使えなくてプラスチックを溶かしたり、本棚がガタガタになっておばあちゃんに笑われたり、ちりとりもガタガタでおじいちゃんに直してもらったりしたしな〜…
と、過去のうまくいかなかった出来事を思い出し「だから今回もうまくいかないかもしれない…」と思いそうになりました。
しかしよく考えれば、私にとっては中学生なんてもう15年以上も前の話。
そこから15年強もの間、私もいろんな経験をして変わってきたし成長してきた。
だから、技術の授業がボロボロだったあの時からスキルがちょっとでも上がっているということも普通にありえるかも?と考えてみることにしました。
過去は過去。今は今。
私たちは今この時を生きているのですから、過去を振り向かず囚われず、今の自分の力のみを信じてとりあえず一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
損得感情を抱きすぎ

もし失敗してしまったら、それまでに費やした時間やお金が無駄になってしまうのではないか…
と考えてしまう方も中にはおられるかと思います。
しかしその考えは、何とも浅はかではありませんか。
なぜなら失敗をしたという時点で、お金では買えない宝物「経験」を既に手にしているからです。
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私は元々損得勘定で考えてしまうクセがあり、全ての物事に対して自分が得することばかり考えて生きてきました。
そんな考え方が変わったのが、自然の中で冒険してみるということを経験した時でした。
最初は「これが失敗したら、過去に費やしてきたものが全て無駄に…」とモヤモヤしている自分がいましたが
ふと、過去に執着したり未来に期待している心の状態になってしまっていることに気づきました。
失敗してもいいからとにかくやってみよう、現実を動かしてみよう。
そう思えた瞬間、今まで停滞していたのが嘘のようにすらすらっと物事が進んでいったことを記憶しています。
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ちなみにその冒険では、私は見事失敗しました。
その時は自分でもショックを隠しきれず、1週間ほどその失敗を引きずりました(笑)
でも今振り返って思うと、その経験が今の軽やかな心の大事な基礎部分になってくれたし、私にとって必要な気づきだったのだと心の底から思えます。
お金で買えないもの・目に見えないものこそ、人生にとって本当に必要なものなのではないでしょうか。
そう考えてみると、失敗もどんとこい!精神でどんどんいろんなことにチャレンジして経験を積みたくなってきませんか?^^
いろんな経験を通して人生を楽しもう
過去の経験が今の私たちをつくってきたように、今これからやろうとしている経験は未来の私たちをつくる糧になります。
ぜひ今から一歩を踏み出し、いろんなことを経験してみてください。
成功も失敗も、必ず未来の自分にとっての宝物になっているはずです。
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