今年(2024年)の初め頃、コルデス社のバラ・ノヴァーリスをお迎えしました。
ずっと耐病性の観点で弱いと言われていた青バラ(※園芸業界では紫色も青と表現することがよくあります、正確には藤色バラですね)に革命を起こしたのが、こちらのノヴァーリス。
作出は2010年とのことで少し古めの品種ではありますが、安心のADR受賞のお墨付きです。
ドイツというとめちゃくちゃ寒そうなイメージですが、実際には冬季でもうちの地域とそこまで気温は変わらないみたい。
とはいえ、冬季の手入れなし…バラにとってはかなり過酷なはずです。
それでいけたんなら、冬に寒くなるうちの地域でも大丈夫だろうなという安心感もありました✨
私はADR認証のバラを育てるのは今回このノヴァーリスが初体験なので、他のバラとどう違うのかという楽しみもありました。
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コメリさんに予約し、大苗をお迎えできたのが確か3月頃。
そこから大きめの鉢に植え替えをして、そのまま育てていきました。
ズボラな私は、あまり肥料もやらずぼちぼち水やりして…という感じで、ゆる〜くお世話していました。
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4月になり…
他のバラには小さな蕾がつきだす中、ノヴァーリスは一向に蕾をつける気配がなく、シュート(太い枝)だけがにょきにょきと伸びていきました。
「あれっ?私が買ったの、大苗だったよな…?🙄」と少し疑心暗鬼になる私w
ですが何度見ても、京成園芸さんの立派なタグがついた紛れもない大苗です。
ノヴァーリスって結構気まぐれののんびり屋さんなのかな、、、なんて思いながらそのまま育て…
ふと見ると、うちのどのバラよりも背丈が大きくなっていましたΣ(゚ω゚)
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5月に入り、他のバラが咲き始めた段階になりようやく
ノヴァーリスはそのシュートの先に小さな小さな蕾をつけ始めました✨
そして5月中旬を過ぎ、他のバラたちが満開のピークを過ぎほぼお花がない状態、少しばかり残っている花もあとは散るだけ…という時期になって初めて、少しずつ蕾を綻ばせてきました!
ちなみにこの写真を撮ったのは5月最終日付近なので、本当に最近のことなんですよ😳
うちの地方は中間地なのですが、昼夜の寒暖差が激しく
バラに限らず他の植物でもそうなのですが、東京や大阪などの暖地地方に比べて開花時期が半月〜3週間ほど遅い印象があります。
まさか6月に一番花が咲くような遅咲きのバラがあるなんて知らなくて、しかもノヴァーリスがそのタイプだったとは!
本当にのんびりゆっくりさんだったようです(*^^*)🌹
さらに1日経って、開花目前まで来ました!
しかし…6/2はうちの地域に線状降水帯がかかり、バケツをひっくり返したような大雨に🌧️
ノヴァーリスの花弁は雨に弱いとどこかで読んだことがあり少し心配でしたが、軒下に置いていたためかそこまでの被害はありませんでした✨
そして…満を辞してついに、開花!!
この…優しい花色とうっとりするくらい綺麗な宝珠弁咲き…✨
そう、この耽美さがたまらないんです!!
これこそがノヴァーリスの魅力なんですよね…!
他のバラたちの花期が終わってしまって少し寂しい気持ちになりそう…という時にノヴァーリスが咲いてきてくれて、まだ今からもバラが楽しめる!という嬉しさでいっぱいになりました☺️🌸
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しかし私、この画像↓(バラの家さんより引用させて頂いてます)をずっと見て妄想を膨らませていたので
ノヴァーリスっててっきり房咲きなのかと思っていました。
私の株が2年目の大苗でまだ充実していないから、シュートの先に1つしか蕾がないのでしょうか…?
今思えば、シュートが伸びだした頃にソフトピンチしておくべきでした😂
まぁでもそんなことは、綺麗に咲いてくれたノヴァーリスを見るともはやどうでもよくなってきました🌸
この優しい藤色、本当に最高ですね…!
東側の庭に地植えする日が楽しみです✨
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あまりにも成長が著しいので、開花途中ですが鉢増ししました。
最近は地上部が大きくなりすぎてすぐに土が乾くような状態で、これからの季節を考えると絶対にいつか水切れを起こすので、今のうちに鉢増ししておきました。
絶賛一番花開花途中ですが、根鉢さえ崩さなければ開花中の鉢増しはアリだと個人的には思っています。
植物は土があればあるほど幸せですからね🌹✨
バラ専用のふかふかの土がたっぷり入り、ノヴァーリスも嬉しそうです🥰
このついでに、一番花が終了したバーガンディアイスバーグも鉢増ししておきました。
6月下旬頃には、5月上旬に花期を迎えていたバラたちの二番花が咲くと思われますが
ぼちぼちと夏の準備・対策を進めながらも、まだまだバラを楽しみたいと思います😌
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