だんだんと寒くなってきましたね。
これからの季節は最高気温すらも10度を切る…なんてことになってきます😂
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冬の寒い時期、人間はコートやニットで厚着をしたり、エアコンやこたつで暖をとってしのぎますが
植物たちは厚着もできなければ、場所移動も出来ません。
そんな彼らは冬を越すために、進化の過程の中で様々な工夫をしてきました。
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まず、冬の植物は樹木を除き、基本的に背丈の高いものはほぼありません。
背丈があればあるほど寒風にさらされ、生き延びるためのエネルギーを無駄に消費してしまうことになるからです。
動物たちや人間も寒い中だとつい体を丸め、外気に当たる表面積を小さくすると思うのですが、それと同じことです。
(そう思うと木ってすごいよな、強い。)
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ロゼットのまま冬を越すもの、
冬芽をつけて年を越すもの、
地上部を枯らして根っこだけで耐え忍ぶもの、
球根の状態で春を待つもの。
いろんな子がいます。
なので、春夏秋と同じように、豪華な花壇を作りにくいのが冬という季節。
「冬枯れ庭」なんて言葉もあるほどです。
そんな中ですが、寒さに強い植物たちというのも一定数います。
代表的なのが、パンジーやビオラ。
必ずと言って良いほど冬の花壇では見かけますね^^
私も大好きな花で、一年草なので初夏に枯れてしまいますが、それでも毎年必ず植えています。
最近はいろんな品種も出てきており、ますます選ぶのが楽しくなります😊
そんなビオラを使い、まず仕上げたのがこちら🌸
切り株の近くに元々植えていたヒューケラ・ベアグラス・クローバーの隣に、ブルー系のビオラを植えました。
この切り株は実はうちの玄関の真横にあり、前の持ち主さんが植えたものだと思うのですが、大きくなりすぎて鬱蒼としていたため
私たちが引っ越してくる前に業者さんが切り倒したものの名残りです。
この根っこを無理やり抜くと家の安定に影響があるため、触らないで下さいと言われてしまいました。
それならいっそオブジェとして活躍してもらおうと、周りにカラーリーフを植え始めたのがきっかけで
ここはナチュラルなエリアになっています。
カラーリーフでナチュラルに仕立てたエリアなので、ビオラも極小輪のものを選びました。
幼い頃から野原を駆け回り雑草に囲まれて育ったからか?豪華でフリフリな可愛いパンジービオラもある中、どうしてもナチュラルで控えめな子に目がいってしまいます🥰
ちなみにここには、これまた控えめに咲いてくれる早春の球根植物も仕込んでおきました。
一番花の少なくなる2月ごろに咲いてくれる…
何なのかは来年までのお楽しみ、ということで(笑)
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メイン花壇も冬仕様にupdate出来ましたので、次回の記事でお披露目出来たらと思います*
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