宿根草の知識がまだ全然なかった頃、それでも宿根草の庭を作りたくて、とあるYouTuberさんの動画で勉強させてもらっていました。
そのYouTuberさんが毎年秋が来るたび、言っておられたのが今回のブログタイトル。
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今年の暑さもまぁ酷くて、8月中旬から少しずつ和らぎだしたものの、9月になっても私は半袖を着続けていました。
今年これ、秋、来るのかな…?と思っていたら、10月になって急に朝晩が冷え込み始めました。
そしてそれと同時にぐんぐんと紅葉が深まりだしたと思ったら、それもそのはず、目に見えて夜間の最低気温が下がり続けていたのです。
気づけば私、ニットの上着が手放せなくなっていました。
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なんか…結構急でしたね😥
昔はもっとゆっくり季節が移ろいでいたと思うんだけどな。
異常気象が当たり前になってしまった今、私1人が何か環境のためになることをしたからといってもう元に戻せるレベルではないことは分かっているけれど、
それでも何か私に出来る事はないのかな…と思い、せめて自分が出来る範囲のことはやっていきたいという思いがあります。
実は8月下旬に、夫と北海道へ旅行に行ってきました。
4泊5日の最終日、オホーツク流氷館を訪れました。
オホーツク海に生息するクリオネやお魚などの展示もありとても可愛かったのですが、
たまたま2Fでやっていた写真家・関勝則さんの写真展が凄すぎて、衝撃を受けました。
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流氷の圧倒的な美しさ…
冷たく穏やかな恵みの海に暮らす生き物たちのドラマ。。。
冬の北海道へ飛んで、この目でこの肌で流氷を感じたいと強く思わされるほどに、私にとっては衝撃的でした。
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しかし、ここ数十年で流氷の量は、昔に比べて15%ほど減少しているそうです。
その事実を目の当たりにした時、私にも何か出来ることはないのかなと、強く思ったのです。
私には流氷の量を元に戻す能力はないけれど、自然は何かしらの形で必ず繋がっているから
庭づくりでやっていることが、回り回って海にも影響があったりするのかもしれません。
私は除草剤は一切使わない、殺虫剤はほぼほぼ使わない、なるべく自然のままの生態系を大切にしながらガーデニングをやっていますが、そのことが何かしらの環境改善に少しでも繋がっているといいな、と思います。
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びっくりするくらい話が逸れましたが、そう、10月は暑くも寒くもない、宿根草の植え替え(株分け)適期なんです🪴
うちの玄関を入ってすぐのところにある、この花壇と言っていいのかよくわからない植栽スペース(笑)
ここの植え替えに取り掛かりました。
まず、千日紅(白とピンクのポンポン)は一年草で冬には枯れてしまいますので、宿根草植え替え適期の今、惜しいですが抜いてしまいます。
千日紅を抜いて空いたスペースに、あらかじめ買ってある宿根草と、前々から育てていて夏越しできた宿根草を順番に植え込んでいきます。
今回は、鉢で夏越ししたヒューケラ(画像下部赤葉)とローダンセマム(画像中央緑色のわさわさ)、
新たに購入したスーパーアリッサム(ヒューケラ上部の黄緑の塊)・コレオプシス(黄色のお花)を植栽しました。
ヒューケラの隣にある実ものは観賞用トウガラシなのですが、こちらも冬で枯れてしまうため
早めに鉢上げして冬越し出来たらなぁと考えています。
その空いたスペースにはビオラを植え込もうかなと。
最近のビオラは種類が豊富で、選ぶのも楽しみの1つになりつつあります🥰
というわけで、無事に植え替えが完了したわけなのですが…
抜いてしまった千日紅。
あれは私が種から蒔いて育てたもので、
最初は小さな双葉だったのが、ここまで大きく華やかになって玄関周りを楽しませてくれて。
猛暑にも負けずに頑張ってくれたこの子達を、植え替えだからといって簡単に引っこ抜けるわけがありませんでした。
だって、まだこんなにも綺麗に咲いているのに。。。
だけど、枯れるまで待っていたら12月になってしまう…
そこまで引っ張るわけにはいかないのでやはり抜かなければいけないんだけど、かなり葛藤がありました。
そこでひとつ、思いついたアイデアを実行してみることにしました。(続く)
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