前の住人の方が置いていった植物の中で、本当にこれ何てコなんやろ…?と全くわからなかったものがありました。
それがこれです。
葉っぱは多肉質、掘り上げてみると球根のような形をしています。
最初は上の画像のようにびっしりとした塊になって生えており、まだ花も咲いていなかったため、本当に何の植物なのか分かりませんでした。
そんな中、花芽のようなものも動いているし…(下の画像)
開花をあえて待ってみよう、とそのまま育ててみることにしました。
塊になっていた株は窮屈そうだったので、株分けして植え直しました。
その作業をしていると、同じ地域に住んでいるおばあちゃん2人組がお散歩で我が家の前を通りかかりました。
まぁ〜今日も綺麗にしとってやね^^
あら!それ、あれやん!紫の花が咲くやつ。
えっ!これ、紫の花が咲くんですね!✨
ちなみにこの植物、なんていう名前か分かります?
なんていう名前やったか忘れてしもたけどそれ、嫌になるくらい増えるで!(笑)
この庭、これがようけあるなぁ〜!
そうそう!もう、ほんまアホみたいに増えるんや!
そんだけあるんやったらある程度処分しても良いんちゃう?
えっ?そうなんですか?
そうよ〜!あなたももう、その紫の花は卒業!(笑)
ちなみにこのおばあちゃんたちはいつも庭作業のことを教えて下さったり、頑張ってるね〜と明るく声かけて下さる方たちで
この会話のくだりも冗談というか、ネタの1つとしてお話された感じだと思います^^
ですが、私はどうしてもこの紫色の花の正体が知りたいというか、開花した姿を一目見たいという気持ちがあり
卒業どころか入学することにしました。笑
そうこうしているうちに季節がだんだん暖かくなってきて、少しずつ開花が進み始めました!
やっと開花の姿を見ることができ、こんなに綺麗なツヤツヤした星型のお花が咲くのか…!とめちゃくちゃ感動でした✨
紫の粒1つ1つが蕾のようで、中心に向かって咲いていくタイプのお花のようです。
開花し切ったところでGoogleで調べてみたところ、このお花は“シラー ペルビアナ”という名前のようでした。
別名「オオルツボ」という和名もあるようなのですが、私は学名のシラー ペルビアナの響きの方が好きでした😊
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上の開花の写真は、特別日当たりがいいところに元々植わっていて植え替えも一切していない株が、今年第一発目に咲いてくれたもの。
他のシラーたちは株分けしたり日当たりがイマイチだったりで、今やっと蕾が紫色に染まってきた段階です。
これから徐々にたくさんのシラーたちが開花してくると思うと、より楽しみになりました🌸✨
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ちなみにシラー ペルビアナは夏に地上部が消え、秋に再び芽吹く球根植物のようです。
この子達は葉っぱの先端が切り取られていたので、おそらく昨年秋に業者さんによって草刈りされた時に巻き込まれたんでしょうね。
先端がぷっつりと切られていて見栄え的に微妙なので、ハサミでカットして普通の葉っぱっぽく仕上げてみました✂️
本格的な開花は5月ごろになるかな。
花壇にも玄関周りにもシラーが植わっているので、シラーたちが満開になるのが今から楽しみです♪
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(余談)
我が家にはシラーの塊が3つあり、1つは花壇に・もう1つは庭の隅と玄関周りの空いてる部分に植え直したのですが、あと1つの塊をどうしたものか…と、ずっと放置していました。
その塊には土もたくさんついていたとは言え、掘り上げて2週間以上経つのにシラーたちは枯れる気配もなく、むしろ花芽を伸ばしていました。すごい生命力…!
そしてその塊は、遊びにやって来た花好きの母に目をつけられ、うちの実家へ嫁入りすることとなりました(笑)
数年に一度の株分けは必要なようですが、特に土質を選ばず植えっぱなしOK、特別な管理なしにこんな綺麗なお花を咲かせてくれるシラー ペルビアナ、なんて優秀なんでしょ…!😳💮
これからのうちの庭(と実家の庭)での優秀な相棒になりそうです✨
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