私の目指す庭スタイル

こころのブログ

庭づくりを始めて丸4ヶ月が経とうとしています。

私の作りたい庭は、

心からのリラックス空間

自然と園芸の素晴らしさの融合

肩肘張らない自然体

ずっと居たくなるような場所

何よりも、私の心がよろこぶ庭。です🌼

ベロニカ ミフィーブルート。オオイヌノフグリに似たこの小さなお花、おしゃれな斑入り葉が大好きです。後ろの茶色い葉はカレックス。どちらも園芸品種。

世の中にある園芸概念だと、メドウガーデンが一番近いのかな。

だけども作りたい庭スタイルは、純粋なメドウガーデンて訳でもなくて。。。

うーん、、、これ表現するの難しいですね(笑)

私の実家は兵庫県の田舎にあります。

今でこそ周りの土地が売りに出されて家が建ってしまいましたが、私の幼少時は周りはほとんど畑でした。

実家の前に至っては、畑という名の原っぱでした。

その原っぱには大きな栗の木が5.6本生えていて

何の種類かわからないけど柑橘も生えていて

少し奥へ行けば枇杷の木、グミの木など果樹もあり

私はよく、その辺の果実をもいで食べていました(※昭和エピソードに聞こえるかもやけど平成の話です笑)

私はその、家の前の原っぱが大好きで

一人っ子だったので1人でよくその原っぱで遊んでいました。

落葉期の栗の木に木登りしたり、春先に可愛い雑草を摘んだり、いろいろ遊んでいました。

早春にはフキノトウが生えてくるので、摘んで帰ってお母さんに天ぷらを作ってもらっていました。

つくしが生えてきたら、それも摘んで帰って卵とじを作ってもらって。。

今思えば思いっきり他人の土地だったのですが笑、畑の持ち主はおじいさんで、たまにしかその畑には来なくて。

幼い子供だったので、駆け回るのを許してくれていたのかもしれません。

その当時原っぱでたくさん駆け回ったことで、安全なバランスの取り方や体の使い方、雑草や虫との付き合い方を体感的に学んでいたんだろうなぁと感じます。

庭の切り株の脇に生えてきたカタバミ。植栽には黄色を入れないので、小さなイエローがアクセントで効いています。

庭づくりをやり始めてしばらくして、ふと、その当時のことを思い出したんですよね。

うちの庭はその原っぱの広さの1/10もありませんが、春になってたくさんの雑草がにょきにょきと生えてきました。

普通ならそこで嫌になって除草剤を蒔くと思うんですが、私はその原っぱを思い出して、ちょっと嬉しかったんです。

雑草だらけの庭にはしたくないけど、雑草を排除もしたくない。

園芸品種はもちろん大好きで、おしゃれに植栽する場所も作りたい。

どうしようか…と考えた結果、良いと思った雑草は残していくスタイルにしました。

風にそよぐマツバウンラン(雑草)が美しいです。後ろにぼやけて写る水色の小花はキュウリグサ(雑草)。

そして、前の持ち主さんは数十万かけて芝生を敷いておられたようなんですが、私は芝生を敷かずに雑草を刈り込んで芝生風にしようと目論んでいます。笑

自然界は多様性があるからバランスが取れるようで。

だから庭にはなるべくたくさんの種類の草木があった方が良いそうです^^

雑草芝生は虫や生き物たちのために、地際で刈り込むのではなく、5-10cmの高さで刈るようにしています。

その高さを保っていると、背の低い雑草たちが日光を浴びられるため、開花してきて

それがとても可愛いです🌸

まだまだ開拓途中の庭ですが、自分の感性に従いながら、これがいい!と思える庭を少しずつ作っていけたらと思っています*

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